広島レモンの果皮も、栄養面で注目されています

近年ではレモンの「果汁」の栄養価より「果皮」の栄養価の高さが脚光を浴びています。ただし、輸入レモンは防カビ剤やポストハーベスト農薬が使われている場合があるので、レモンの皮（レモンピール）を食べたりドリンクにしたりするには、腐敗防止剤、ワックスを使用しないことが特徴の広島レモンがおすすめです。ただし、腐敗防止剤やワックスを使用しない広島レモンでも、皮から食べる時には塩で軽くもんだ後、流水で塩を洗い流してから使うようにしましょう。

広島レモンの皮には、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンP、β-カロテン、カリウム、カルシウムなどの栄養素、クエン酸、レモンポリフェノール（エリオシトリン）、ペクチン、リモノイド、ギ酸、リモネン、食物繊維などが豊富に含まれています。特に、ビタミンCは果肉よりも多く含まれており、抗酸化作用や美肌効果が期待できます。

レモンの果皮に含まれるビタミンCやレモンポリフェノールは、強力な抗酸化作用を持ちます。 抗酸化作用により細胞を老化させる活性化酸素が抑制されることで、細胞が老いて弱くなる問題を予防・改善できます。若々しさを維持したいと考えている方は、積極的にレモンの皮も摂取するようにしましょう。

広島レモン皮の主な栄養素と効果

ビタミンC：
抗酸化作用があり、老化防止や免疫力向上に役立ちます。

ビタミンE：
抗酸化作用があり、ビタミンCとの相乗効果でより効果を発揮します。

ビタミンP (ヘスペリジン)：
毛細血管を丈夫にし、血圧上昇を抑える効果が期待できます。

β-カロテン：
体内でビタミンAに変換され、視力維持や皮膚の健康に役立ちます。

クエン酸：
疲労回復効果、エネルギー代謝を助ける効果が期待できます。

レモンポリフェノール (エリオシトリン)：
抗酸化作用があり、生活習慣病予防やアンチエイジング効果が期待できます。

ペクチン：
食物繊維の一種で、腸内環境を整える効果が期待できます。

リモネン：
レモンの爽やかな香りの成分で、リフレッシュ効果やリラックス効果が期待できます。

レモンの果皮の美味しさにも注目

レモンの果皮の美味しさは、果皮の表面よりも、果皮の内側の白い部分である「アルベド」が、レモンの皮ならではの「爽やかなほろ苦さ」をもたらすことにあります。