「KAN」 〜Fall into Well 〜 ヒストリー vol.3

「KAN」 〜Fall into Well 〜  ヒストリー vol.3

【KAN】

私たちサイレンサーが手がける、缶飲料ブランド


Concept = Fall into Well

あなたにとっての「良い時間」を彩ることのできる飲料を。


2025年4月 

満を持してリリースされた【KAN】に ついてのヒストリーを
サイレンサー 代表 野村からリリースいたします。



vol.1・vol.2からの続きです。


vol.1はこちら


vol.2はこちら

 

なぜ缶飲料を作ろうとしたのか??

なぜ湯来町にしたのか??

に続き、


なぜレモンサワー(UMAMI)、抹茶サワーを創ったのか。


いきます。


と、その前に そもそもサワーとはいったいなんぞやというところから一旦整理しますね。

 


「サワー」って、日本人でお酒を飲む人ならほぼ100%知ってると思うんですが、
知ってるようで 実は きちんと正確に説明できる人は少ないのでは?と思っています。


wiki

いったんwikiさんに。


サワーの語源は英語の「酸味のある」「酸っぱい」からきています。


海外のサワーは
酸味のある、酸っぱいカクテルのこと。
炭酸(水)は使わないことが多い。
通常は蒸留酒・ジュース・甘味成分のみで作るレシピが基本。

日本でのサワーは
蒸留酒・ジュース・甘味成分にソーダ(炭酸水)を加えて作ることが多い。
バーと居酒屋でサワーと呼ばれるドリンクは全く別物である。

など、日本と海外での違いもありつつ、日本の中でも違いがありつつ

とにかく

「サワーには 定義がない」

「この曖昧さこそがサワーの良さであり可能性である」

こう解釈したわけです。

ワインにはブドウや土壌の文化があるし

ビールには発酵や麦芽の文化がある。

でもサワーには、それがない。

どの酒を使ってもいいし、果物でも、ハーブでも、抹茶でも、干し柿を使ってでもサワーと言える。


つまり

サワー = 定義がめちゃくちゃ曖昧な飲み物

その定義が曖昧な飲み物で自分たちの解釈、思考、想いを缶に詰め込んだブランドが

「KAN」

 

曖昧、自由、余白を横断し

没入してゆく飲料


それが

「KAN」

 



 

では最初の問い。

 

なぜレモンサワー(UMAMI)なのか??


現代の象徴的な飲み物レモンサワー。

「安くて、気軽で、すぐ酔える」

でもそこには

「思考の停止・味覚の平均化・感情の省略」

を 感じずにはいられないんです。



みんな“レモン味のなにか”を飲んでますげど

本当にレモンを感じてますか?

本当に自分の身体に合ってますか?

本当に味わってますか?


KANが、最初に選んだのがこのレモンであること。

それは単なる“定番を作る”という選択ではなく、

この社会の「飲酒習慣」に対するカウンターなんです。

 


そこで、 一般的に一番よく知られているはず、身近な味を
こんな味があったのか!!(驚) と感じさせるまでどのように昇華させているのか

世の中のレモンサワーは果肉、果汁は使うと思いますが
KANは果皮、そして誰もが敬遠する「白
綿」も余すことなく使用し 味を設計しています。

 


 

世に出回っているレモンサワーより原材料が少ないのに
味わいは 複雑。


もう一度言います。

 

世の中のレモンサワーより原材料が少ないのに

「 味わいは複雑 」

ここ重要です。


1本の缶に対して余すとこなく丸ごとレモンを使用する。これがサイレンサーのレモンサワー。

 

 

身体に入る情報を極力少なく


身体の中に入る情報を極力少なく。という文脈はこちらをご覧ください。この辺りはヘルスケアカンパニーならではの思考。



 

続いてなぜ抹茶サワーなのか??

 

抹茶=日本文化の象徴。その静けさ・格式・精神性を、缶に詰める。

これはKANが「文化的飲料」であることを、いきなり世界に示せる武器になるのではないかと感じていたから。


とかなんとか言っておりますが 代表 野村 が単純に抹茶が好きなだけ。とか・・・
(プロテインでも抹茶味を作ったように)

TAMPACK 抹茶味

 

この抹茶サワーのポイントは糖要素の「干し柿」

数十種類の糖を試したがどれもしっくりこず・・・

友人のシェフがあっさり「干し柿いいと思うよ」と。

抹茶にもともとある微かな甘味を殺さず干し柿の時間の経過という甘味がまた柔らかくてとても素敵なサワーに仕上がっています。

時期が限られているのでその他時期は干し芋(焼酎生産者さんの干し芋。最高だ)

 

 

 

こちらも素晴らしい仕上がりでです。


 

 

それこそ この「UMAMI」「MATCHA」の2本から「KAN」を始めたことは必然だったはず。

 

 

 

vol.4へ続く